テレビアンテナ用電源の修理

蓋をあけたところ
電源TY-BP1506Cの蓋をあけたところ

先にテレビアンテナ用電源の節電で紹介したテレビアンテナ・ブースタ用の電源(TY-BP1506C)が壊れました。

電流検知式パソコン連動タップを使用しているのですが、タップ内臓のリレーがチャタリングをよく起こし、このため電源のヒューズが切れて交換したことが過去2度あった。

今回もヒューズ切れかと思い蓋を開けたのが右の写真ですが、ヒューズは切れておらず、別の故障のようですので修理を検討します。  

調査・検討

内部観察

回路方式は、スイッチング方式ではなく、古典的な ACトランス+AVR の方式です。

故障箇所を調べると、トランスが断線していました。 チャタリングで繰り返し突入電流が流れて熱を持ち、巻き線の細いところがが切れたのでしょう。

修理方法検討

古いものなので寿命と考えても良いのですが、当サイトとしては修理できないか検討します。

1.トランスの巻き線の修復

これは簡単にできそうもなくあきらめます。

2.代替のトランスに交換する

二次側の電圧が20V程度のACトランスがあればよいのですが、手持ちを探してもありません。

ここで通常の修理はあきらめ、使用しなくなった古いACアダプタがたくさんあるので利用できないかと考え、次の方法を思いつきました。

3.ACアダプタでDCを供給する

トランスと整流回路を取り外し、代わりにACアダプタのDC出力を供給するのです。

ノートパソコンのACアダプタが、仕様が19V 3Aで丁度使えそうです。ただ大きさがあり、内部に納まらないので外付けにします。

修理(改造)

改造内容の決定

改造内容を回路図で説明すると下のようになります。この図は説明のために記憶で書き起こしたもので、実際の改造時は回路は頭の中にしかありませんでした。σ(^_^;)

内臓のトランスと整流ダイオードを削除し、代わりにACアダプターからのDC電源を供給するだけです。電源スイッチの線も供給したDCをオン・オフするように配線変更します。

改造説明回路

改造

1.トランスと整流ダイオードをを外す

トランスを外した基板 基板をケースから取り出し、半田ごてと半田吸い取り線を使って、基板からトランスと整流ダイオードを外します。これらのプリント基板の挿入孔には、ハトメがついていますので、外すのに熱容量の大きな半田ごてが必要です。 電源スイッチの配線も外します。(写真右)

2.配線する

配線した基板外部からDC電源を供給するACアダプタからの線を接続します。ACアダプタからの線についているプラグは切り取り、外したトランスとダイオードの孔を利用して直接挿入し、半田付けします。空いているアンテナケーブル端子台を使って引っ張られても大丈夫なように固定しました。

右の写真で、2本のアンテナケーブルの間の少し細い線がその電源線です。 電源スイッチからのリード線も配線・半田付けします。

3.動作確認とケースへの収納

修理完了全体 配線が終われば動作確認です。OKならケースに戻し蓋をして完成です。

右はその外観です。電源にさらにACアダプタが外付けでやや見苦しいですが、所詮電源は裏方ですのでこれで我慢します。

なお、連動テーブルタップのチャッタリング改善については、パソコン連動タップの改造で紹介しています。


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パソコン連動タップの改造
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テレビアンテナ用電源の節電
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