ガス給湯器の交換をネット業者に依頼

故障したガス給湯器

ガス給湯器が故障

妻の実家から給湯器が水漏れがすると相談がありました。

給湯器は風呂と洗面所を増築の際に台所とは別に取り付けたものです。水漏れを発見して以降元栓を止めていますが、風呂に入れないので困っている状況です。

上写真がその給湯器ですが、右写真の銘板には

• メーカー：リンナイ　
• 品番：RUF-V2005SAW
• 製造年月：2004年2月

とあります。製造から20年ほど経っているので寿命かなと思われます。

なお、この地域のガスは集中プロパンです。

地域の店で見てもらう

地域のリフォーム全般を取り扱う店に連絡して来てもらいました。この店はガス専門業者と契約しているようで、実際にはその専門業者がやってきました。

見てもらった結果は予想どおり古くて修理がきかず、交換工事になるとのこと。その見積もりをしてもらいました。

見積もり価格

下が見積書です。

業者お勧めの効率の良いエコジョーズタイプで税込み200,000円です。

ちなみにエコジョーズでないタイプは174,000円でした。

納期

問題は納期で、使えるまでに一週間以上かかるという。

今（2023年7月）の状況は機器が入手し辛いので入手状況によってはもっとかかるかもしれないとのこと。価格はともかく納期が大問題です。長期に風呂が使えないのは辛い。

ネットで調査

それでネットで調査してみました。

調べてみるとガス機器交換の比較サイトがいくつか出てきました。が、よく見ると手前味噌が多い、つまり業者自身がやっているか、特定の業者へ導くものが多いので注意すべきです。

• 価格

やっぱり給湯機器が安い。地元業者見積もりより5万円くらい安い。

総額の見積もりでも約6万円（１８％）も安い　。

• 納期

しかも納期が早い。本体は直ぐ発送である。工事は工事業者の都合次第であるが。

• 工事費

ネット業者の工事費は4万円程度。最初高いと思ったが、地元業者の見積もりには撤去費用や諸経費等の関連費用が別に計上されており、実質ネット業者のほうが安い。

• 保証

将来故障した場合保証がどうなるか心配だが、十年保証を謳っているところが多い。ただ十年保証とか言っていても業者自体が倒産してしまえばどうしようももないという懸念があります。

地域店に工事だけお願いしてみた

ネット業者は工事や長期保証が心配なので、地域店に機器はこちらで調達するので工事だけお願いできないか頼んでみました。

業者は「機器も自分の所でないと保証上できない」というので、断わることにしました。

ネット店舗で見積もり

ネット業者に正直屋というのがあり、安くて県内に実店舗もあるので少し安心だと思い、正直屋のwebで見積もり依頼しました。

下表は地域業者と比較した見積もりである。

正直屋は最新機種の在庫がなく機種が一年古いものになるが、性能差は余りないので、安いのは魅力である。

発注と工事予約

Webで依頼後の正直屋のメールと電話での対応は非常に早かった。

納期も非常に早く、午前中に決めれば午後一には発注するとのこと。急がさせられたが、納期が早くなるならと決断しました。工事日も遅くなることなく予約できました。

工事

工事には一番近い店から来るものと思っていたが、県内の別の店から来てくれた。

状況確認と打ち合わせをしたが、やや無愛想な雰囲気だった。しかし工事はテキパキと進み、仕上がりもきれいでプロの仕事ぶりだった。

風呂の洗い場の隅に隙間があったので工事のついでにコーキングを頼んでみたらやってくれた。もちろんサービスで。

工事が終わり説明と動作確認があり、すべて問題ありませんでした。

工事が終わった新しい給湯器

あとがき

その後使用している家族は、機種が新しくなって使いやすい、エコジョーズタイプなのでガスの消費量も少なくなったと喜んでいます。

業者の評価

納期が早い、価格が安い、工事もきれいでした。正直屋さんに大満足です。

ただ、今どきというか、全てメールでやり取りで決まり、契約に関して受け取る書面が無いのです。以前エアコンをネットで購入した際は、工事が終わったときに工事完了書に署名を求められましたが、今回はそれもありませんでした。

今回のように順調に行けばよいのですが。もしトラブルが発生したときどうなるのでしょう。

それと10年保証ということですが、業者が続いていればの話であり、私はあまり期待していません。リンナイというメーカーと工事の出来栄えを信頼するしかありません

あと、これ以降この業者の広告メールがしょっちゅう来るようになりました。これはうざいので止めました。

冬場の凍結に注意

余談ですが、別の親戚でまだ取り付けて新しいガス給湯器が水漏れしました。

原因は冬の凍結で配管の破裂でした。長らく留守にするというのでうっかりACプラグを抜いていたのです。

給湯器には凍結防止のヒーターが付いていて、説明書にはちゃんと注意書きがあります。

• ACプラグを抜かないこと
• 電源供給ができないときは水抜きをする

知らないと失敗します。注意したいですね。