梅仕事1-梅酒と梅ジュース

生梅
取れた梅の一部

今年もたくさん梅が取れました。 良い天気が続いたせいか粒が大きく斑点も少ないです。 近所や親戚知人などに上げてもたくさん家に残りましたので、家で梅干、梅酒、梅ジュースに保存加工しました。  こんなのを梅仕事と言うらしいです。

【2013.8.25】 梅干つくりを別記事 梅仕事2-梅干 に分離しました。  (記事の漬け込み作業をしたのは6月下旬です)

梅干

まず梅干ですが、土用干しを追加して記事が大きくなったので下記の記事に分離しました。

梅仕事2-梅干
天日干し 先の記事 梅仕事1-梅酒と梅ジュース で梅干つくりを紹介しましたが、続く遅めの天日干しをして出来上がりました。 記事が大きくなったので梅干に関する記事を分離してこちらにまとめました。

梅酒

梅酒_純米酒
アルコールを入れる前の状態(左)と純米酒(右)

梅酒も毎年作っていますが、いまいち消費が進まず過去のものが沢山残っています。

それで今年は趣向を変えたいと調べていたら、日本酒でも作れるとのこと、丁度手元に純米酒があったのでこれで作ってみます。 主に参考にしたのは リンク:おばあちゃん秘伝の梅酒 です。これは日本酒とホワイトリカーを半々で使うハイブリッドタイプのものです。

用意するもの

【容器】 蓋付広口4L瓶

【材料】 4L瓶でめいっぱい作る量です。梅がたくさんあるので贅沢に瓶に入るだけの量を使用し、他の材料は瓶いっぱいにする。

  • 梅:1.4kg 一般的には1kg程度ですが、上記瓶に入る量まで贅沢に
  • 日本酒:1050ml オリジナルレシピは吟醸酒でしたが、私は手元にあった純米酒を使いました。 他の日本酒でもよいでしょう。
  • ホワイトリカー:1050ml 果実酒用アルコール濃度35% ・氷砂糖:650g
ハイブリッドタイプを漬ける
純米酒+WL
漬け込み完了した状態
  1. 梅を洗って、あく抜きのため一晩水につけておく
  2. 梅をザルにあげて乾かす。早くしたいときはキッチンペーパーなどで水分を取る
  3. 梅のヘタをツマ楊枝等でとる
  4. 瓶の消毒のため、ホワイトリカーを少量(分量外)入れ、蓋をして振る。残ったホワイトリカーは捨てる。
  5. 瓶に梅とグラニュー糖を交互に入れる。
  6. 純米酒とホワイトリカーを瓶に入れる
  7. 漏れないように蓋をして瓶を左右に回転する

ここまででで右の写真のようになります。氷砂糖は全部は溶けていませんが、数日で溶けました。 半年後、実を引き上げれば完成です。更に半年以上熟成すれば更においしくなるハズです。

日本酒のみで梅酒
梅酒_純米酒のみ
1.8瓶で日本酒のみを使って

更に日本酒のみでも作ってみました。

【容器】
1.8L瓶。ホワイトリカーが入って売っていたものを使用しました。 例によって梅をめいっぱい使います。

【材料】
・梅:0.8kg
・純米酒:1L ・氷砂糖:350g

漬けた直後を撮り忘れ、右の写真はだいぶ時間が経ってからのものです。

梅ジュース

お酒でない梅ジュースの方が子供も飲め、何かと手軽で需要が多いでしょう。 私は酸っぱいものは苦手なので、甘めのものを見つけました。 リンク:1週間で出来る梅ジュースは、おまけにたった一週間で出来るというのです。

用意するもの

【容器】  手元にあった海苔の空き瓶(容量約2.2l)を使いました 【材料】
・梅 1kg
・砂糖 800g オリジナルは1kgでしたが少なめにしました

漬ける
梅ジュースNO1一日目
梅ジュース一日目
  1. 梅を洗ってキッチンペーパーなどで水分をぬぐう。
  2. 楊枝などで梅のヘタを取る
  3. ポリ袋に入れて一晩冷凍庫に入れて凍らす
    ここがポイント。実の細胞膜を壊して出来上がりを早くします。楊枝でつついて穴をあける方法もありますが、凍らすほうがが簡単です。
  4. 冷凍庫から梅を取り出し、底から梅、砂糖、梅、砂糖と重ねて最後に砂糖で終わる。
    要するに梅と砂糖がバランスよく混じるようにします。
    梅が前部入らない場合は時間が経って梅が下がってから追加する。
  5. 漬けた当日は梅が凍っていて瓶の表面が結露するので、敷物をするなど対策をします。
    私は流しに置いておきました。
一週間毎日振る
梅ジュースNO1_3日目
梅ジュース_3日目

毎日、梅と砂糖や砂糖が溶けた濃いシロップが混ざるように振ります。 冷凍庫に入れた効果で三日目には右のように砂糖が溶け液が上がってきました。

ひっくり返したほうが良く混ざるのですが注意が必要。

私は一晩ひっくり返しておいたら液がにじみ出て漏れていました(≧▽≦;) 海苔の瓶ですから漏れて当然、梅酒の瓶でも逆さにしないよう注意書きがありました。ひっくり返すのは見ている間だけにして最後は正置にしましょう。

試飲
梅ジュース4日目
梅ジュース4日目

四日目には右のように液が上がった。

蓋をあけると香りがフルーティ。 飲んでみると大変おいしい。q(^-^q) 5倍くらいに薄めるぐらいが良さそうだ。 これはすぐなくなりそう。

なお、長期保存するには、液を煮ると良いらしいのですが、今回はしていません。

追加で作る
梅ジュースNO2一日目 梅ジュースNo2 7日目
つけた直後(左)と一週間後(右)

この梅ジュースが大変気に入ったので、残っていた梅で、4リットル瓶で2瓶作りました。

【容器】 蓋付広口4L瓶 果実酒用

【材料】
・梅2kg
・砂糖1.4kg

気が付いたこと
  1. 梅が浮かぶ
    このやり方だと梅の実はすぼむというより、中が空洞になるものが多く、右の写真のように梅は液の上に浮かび、半分以上が水面上に出てしまう。 液は上昇しているのでこのままでも良いのかも知れませんが、対策するなら落し蓋的な重石をするか、箸などでつついて空気を抜いて沈めます。
  2. 内部空気圧が高くなる
    また、液が上がるにつれて内部の空気圧が上昇し蓋が膨らんでくるので、たまに蓋を緩めて空気抜きしたほうが良いと思います。
  3. 梅を早めに引き上げてフルーティな味で楽しむのも良い。
    時間を長くつけるほど種の仁の味が出てきますので、好みの味になったら梅を取り出します。

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梅仕事2-梅干
天日干し 先の記事 梅仕事1-梅酒と梅ジュース で梅干つくりを紹介しましたが、続く遅めの天日干しをして出来上がりました。 記事が大きくなったので梅干に関する記事を分離してこちらにまとめました。

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