ステップワゴンrp3には小物入れがたくさんありますが、それでも意外と物の整理に困るのです。特にグローブボックスに車検証を入れてしまうと他に入れたい物が入りません。
本記事は座席下の有効利用についてです。DIYは助手席下のかごを行います。
グローブボックスの有効利用
車のグローブボックスの由来は、昔は故障などでボンネットを開けることが多かったため、手袋を入れておく場所に利用されたことからきています。
今では車検証入れ(マニュアル、整備手帳も一緒になっているので分厚い)として利用されることが多いと思いますが、普段見ない車検証入れをグローブボックスに入れておくのはもったいなく、適当な別のところに移して有効利用したいところです。
本当にグローブボックスに入れたいもの
私がグローブボックスに入れたい物を考えてみました。
- 車を離れるときに残したい貴重品
外から見えないので車上狙いを防げます。- 手持ちカバン
私は運転免許証を入れたショルダーバッグを車に残したい時よく利用します。そのためグローブボックスに入る大きさを選んでいます。 - その他カメラなどの貴重品
- 手持ちカバン
- 他の小物入れに入らない常備品
少し大きめの物が入ります。- 落ち畳み傘
- 掃除用マイクロファイバーモップ
- 助手席の人の手荷物
膝において持つより中に入れたほうが楽です。
ダッシュボードから車検証入れを追い出す
上記のような有効利用のため車検証入れを別の所に移したいのですが、適当な場所がありません。
運転席下は付属工具入れ
新車を買ったら付属工具を一度は確認しておくべきですよね。ステップワゴンの工具入れはどこにあるか、最初は戸惑います。
運転席下が工具入れになっています。後部荷室は3列目の座席を床に収めることができるので、スッキリしすぎて場所がないのでしょう。
工具箱の取り出し方
座席の後側から出し入れします。
運転席をズラして準備
運転席を一番前にスライドし、背もたれを前に倒した状態にします。下の写真のように工具入れが見えます。
蓋を取る
まず蓋のみ取ります。中央の窪みに手をかけて引くのですが、新車のせいもあるのか固い。 思い切り引っぱってようやく外れました。下が蓋を外した状態です。奥に中身が見えます。
ケースを取り出す
次に工具が入っている箱(トレイ、ケース)を取り出します。これも上部はシートに当たって窮屈ですが、下のように引き出せました。
ホイールレンチ、ドライバー、空気入れ(電動ポンプ)、パンク応急修理キットなどが入っています。
戻す
戻すときは中身の工具類をはみ出ないようにきちんとケースに入れること。挿入自体は簡単で、出すときと逆にケースを入れ、次に蓋をはめます。力は要りません。
2列目座席下
純正オプションに2列目の座席下に荷物を入れられるカバンがあります。今回の新車購入時に選んでみました
純正オプション シートアンダーボックス
下記写真のものです。8,800円でした。
取り付け
シートの下に取り付け用の棒がついています。取り付けはここに、ボックスの両端にある翼のような布を巻き付けてホックを止めるだけです。取り付けた様子は下のようになります。
物の出し入れは、下のように前にあるチャックを開いて行います。
今は車検証入れをここに入れていますが、まだまだ余裕があります。
値段は高いですが、スッキリと収まって違和感が無いし、横から出し入れするので楽です。
今つけているのは右側座席だけで、左側はどうしようか考え中です。
助手席下
助手席下の空間を利用するグッズは純正オプションや市販品にありませんので、DIYするしかありません。
ダイソーの水切かご
先人の情報によるとダイソーの水切かごがピッタリだということです。
私もダイソーに行って色々探してみましたが、他にピッタリのものはなかったです。
水受けトレイはNG
唯一水受けかごとペアで売っている水受けトレイが使えそうです。縦横寸法は水切りかごと同じなので鉄棒にハマるし、丈夫そうだったのです。
それで水切りかごより丈夫そうな水受けトレイを買ってきました。しかし、いざはめ込もうとすると高さが高くて入らないのです。仕方なく、水切りかごを買いに再度ダイソーに走りました。
右の写真は、ついていたラベルを拡大したものです。
各種ケースの売り場ではなく、台所用品売り場にありました。
脚のカット
下写真のように水受けかごの底には脚があり、これが入れる時邪魔をして入れにくいです。
それで、邪魔になる脚部をカッターで切り落とししました。
塗装
白のままでは似合わないので、手持ちの黒色ラッカーで塗装しました。それが下の写真です。
取り付け
取り付けは座席を前にスライドして、後から嵌め込むだけです。
助手席下にある2本の鉄棒の間ににピッタリ収まりました。
座席を定位置に戻すと下のようになります。
エアコンの吹き出し口をふさぐこともありません。
前から覗き込むと下のようになります。
はめる前はシートヒーターのケーブルが邪魔になるのではと懸念したのですが、写真右側のようには問題なく避けることができています。
こちらを車検証入れにしても良いし、予備のタオルなどを入れておけるでしょう。
【追記】
何も入れない空のままで走っていたら振動音がしたので車検証入れをここに移したらほぼ治まりました。スポンジ等で対策が必要かもしれません。