久しぶりの投稿です。ブランクが長かったので、「どうしたの?」と知り合いから心配のお声をかけていただきましたが、元気に暮らしております。
一昨日の朝、自宅の数寄屋門の屋根にたぬきのような動物が2匹いるのを見つけました。
猫よりもふたまわりほど大きく、胴体長は50cmくらいでしょうか。このような生き物を間近で見るのは初めてです。早速カメラを持ってきて撮影しました。下の動画を御覧ください。
向こうも人間と出会ってびっくりしたようですが、2m余りの高さの屋根から飛び降りて逃げるようなすばしこさはなく、屋根の上でオロオロしています。近くで撮影しようと私が近づくと反対側に逃げていきます。
動画の最初の方に聞こえる「ウー」という声は2匹のものではなく、以前紹介した飼い猫のうなり声です。もう一歳になる成猫なのですが、歯が立たないと思ったのかすぐに大人しくなってしまいました。
2匹は最終的には木に登って逃げてしまい、後ほど見るといなくなっていました。
これは何という動物?
東京タヌキ探検隊!等の参考サイトによると、日本で見かけるよく似た動物として、たぬき、あなぐま、ハクビシン、あらいぐまがいるようです。
- 黒い鼻筋
- 灰褐色の体毛
- 長いふさふさとしたしっぽに縞模様
- 耳の縁が白い
- 後ろ足で立つ
- 背筋が丸く猫背
という特徴から、我が家に現れたのはあらいぐまであるとわかりました。
ウィキペディアによると、洗熊(アライグマ)は北米原産の外来種で、動物園やペットとして買われていたものが野生化して繁殖したもの。雑食で通常は夜行性です。
アライグマは、アライグマ回虫 、狂犬病、レプトスピラ症などの人畜共通感染症のキャリア動物であり、農作物への害も問題になっています。狩猟獣に指定されており、外来生物法に基づいた有害駆除の捕獲対象になっています。