9月28日夜、月の写真を撮ろうと構えてみたものの、あいにく雲がかかり綺麗には晴れてくれません。雲間を狙ってやっと撮れたのが上の一枚です。
この満月は、月の軌道が少し楕円の分地球に近づくため大きく見える「スーパームーン」です。今年最も小さく見えた満月(3月6日)に比べ、直径は1.14倍、明るさも3割ほど明るいとか。
秋たけなわ、昨9月27日は十五夜でした。つまり旧暦の8月15日で、この夜に見える月がいわゆる「中秋の名月」ですね。中秋とは、旧暦で秋は7、8、9月ですので、8月15日は秋の真ん中という意味です。
十五夜の月は満月と思っている人が多いと思いますが、確かに月の満ち欠けを基準にした陰暦では、月の半ばである15日の夜の月は必ず満月に近い丸い月が見えます。ただ正確に満月というわけではなく、実際は少しずれることの方が多いのです。今年は旧暦で16日である9月28日が満月です。「中秋の名月」と「スーパームーン」ではイメージが違いますので、日にちがずれて良かったかもしれません。
撮影に使用した機材
- カメラ Panasonic Lumix DMC-GH4
- レンズ Tokina 単焦点望遠レンズ Reflex 300mm F6.3 MF