今年は柿が大豊作でした。写真は実家でもらってきたものなど3種類の渋柿で、干し柿にするため皮をむいているところです。
かごの中で左側の四角張っているものは、平核無柿(ひらたねなしがき)というタネの無い品種です。熟してやわらかくなったものを半切りにしてみたところ、確かにタネがありませんでした。プリンかシャーベットのような見た目でスプーンですくって食べてみたところ、ほとんど渋みがなくねとっとした食感です。昔この甘さは貴重だったのでしょう。
奥側の縦長のものは甲州百目(近畿では江戸柿と呼ばれる)という品種で、干し柿にされることが多い。 右側の丸いものは調べても品種がよくわかりませんでした。
これら全てを干し柿にして味など比べてみたいと思います。今吊るすと、大体一箇月後が食べ頃ですから、丁度正月になります。