紫苑(シオン)の花 9月24日今日この頃

紫苑

彼岸のこの時期は、曼珠沙華(まんじゅしゃげ、彼岸花)、芙蓉(ふよう)などが綺麗ですが、我が家の庭に写真の背の高い花が咲いています。

調べてみると、紫苑(シオン)というキク科シオン属、東アジア原産の多年草で、別名鬼の醜草(オニノシコグサ)、十五夜草(ジュウゴヤソウ)とも呼ばれる。高さは1.5m~2mくらいになります。

放任の我が庭で自生するように性質は強健で大型の野菊のイメージですが、純然たる野生のものは数が減少しており、環境省レッドデータでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

栽培の歴史は古く、平安時代には鑑賞用として植えられるようになったという。元々は根を薬用とし、生薬名は植物名と同じく紫苑(しおん)で、去痰作用、利尿作用がある。また、その花の色は紫苑という色名になっている。

今昔物語(平安末期頃)にも「思い草」の名で登場し、別名である「鬼の醜草」の由来にもなっている。

親を亡くした2人の息子の兄は悲しみを忘れる「忘れ草(萱草)」を、弟は「思い草(紫苑)」を墓に植えて毎日墓参した。兄は次第に墓参りをしなくなるが、弟は墓参りを欠かさなかった。墓を守る鬼は弟の孝心に感じいった。

出典:薬草に親しむ-鬼のつく植物

花言葉は「君の事を忘れない」、「遠方にある人を思う」ですが、感覚イメージとしてわかるような気がします。

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