今日も大変暖かい日でした。
我が家の庭では写真のように梅の白い花が今盛りです。 この木は梅の木に鳩がの記事で紹介したもので、玄関近くに植えてあります。場所柄鑑賞用なのですが、数は少ないけれど大きな実も付けます。 数が少ないのは自家受粉だからで、もし近くにもう一本植えればたくさん実をつけるでしょう。
梅の花は春告草(はるつげぐさ)とも呼ばれます。
他に梅(の花)の別名として、好文木(こうぶんぼく)、木の花(このはな)、初名草(はつなぐさ)、香散見草(かざみぐさ)、風待草(かぜまちぐさ)、匂草(においぐさ)などがあるそうです。
近代花見といえばもっぱら桜の花を見ることですが、奈良時代以前は「花」といえば、むしろ梅を指すことの方が多かったくらい、古来愛されてきました。有名な和歌
「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
は、菅原道真が大宰府に左遷されるとき、道真の愛した庭の梅の花に別れを惜しんで詠んだもの。後に庭の梅木が道真を追って大宰府に飛んできた、という「飛梅伝説」もあります。 このように菅原道真が梅をこよなく愛したことから、道真およびその神格化である学問の神天神のシンボルとして使用されることが多いのです。
また「梅は食べても実(さね)食うな、中に天神ねてござる」という諺もあります。青梅の種には青酸配糖体なる成分が含まれていて食べると毒になるという警告だが、実際は種を砕いて多量(成人で約300個とか)に食べたりしない限り中毒しません。 出典:ウメ – Wikipedia