「睡蓮」の絵のようなモネの池

3月になって寒さも和らいだある日、前から気になっていたモネの池を訪れてみました。モネの池とはモネの絵画「睡蓮」を想起させると人気急上昇中の観光スポットで、岐阜県にあります。

モネの池

行き方

岐阜市内から車で国道256号線を郡上市に向かって北上すると約50分で到着する。根道神社の前にあります。

カーナビの目的地設定には要注意

検索すると板取448番地という情報が出て来ますが、これだと遠くに離れた場所に案内されてしまいます。

私は「フラワーパーク板取」に設定して無事つきました。住所なら「岐阜県関市板取396番地」です

駐車場

池は道路の右側に少し歩いた所ですが、車は道路脇左の無料駐車場に駐めました。シーズンオフで車は少なかったが、オンシーズンには、近頃観光バスも来るほど有名になったせいで駐車に苦労することもあるらしい。有料駐車場も出現するらしいが、無料駐車場はいくつかあるので少し待てば無料で駐められるということです。

池の名前の由来

この池はもともと無名の池だったのですが、誰かがモネの絵画「睡蓮」によく似ていると言いだしてから一般的にモネの池と呼ばれるようになったのです。

期待していたほどでは・・・時期が早過ぎた

どれだけ絵画と似ているのかと期待して行ったわけですが、正直言って期待はずれでした。

この時期睡蓮が緑でなく、写真で見た色鮮やかさがない。水の透明度もそれほどではなく淋しい印象でした。どうも訪れた時期が悪いらしい。

モネの池の見頃のシーズン

それでは見頃はいつなのか調べてみました。

モネの絵画のような美しさを求めるなら6~7月

湧き水の量が多くて池の透明度が高く、スイレンの花が池に浮かぶのは5月末頃~10月頃、ピークは6~7月です。

欲張って紫陽花も楽しみたいなら6月下旬~7月

池の周りに植えられているアジサイが咲き乱れます。板取あじさい祭り(6月下旬)

その他の見時

【11月頃】紅葉が水面に鏡のように写る
【12月~2月積雪時】白銀の雪の中に映える

結局、今回訪れた3月~4月は最悪のシーズンでした。

フラワーパーク板取

フラワーパーク板取は池の直ぐ近くにあり、花苗の栽培が本業であるが、花苗と土産物の販売観光案内等も行っている。

笹舟巻という『ちまき』のようなもの買って食べてみました。素朴な味の団子でした。特産のキウイフルーツやしいたけ、木製品、絵画等の土産物が販売されていました。

道の駅ラステンほらど

帰り道、少し戻った関市洞戸菅谷にある道の駅ラステンほらどに立ち寄った。国道256号沿いである。ラステンはドイツ語で休憩、あるいは自然に囲まれた安らぎ空間を意味するという。

洞戸地区はキウイが特産でキウイせんべい・キウイワイン・キウイシャーベットなどが売られていたほか、地元農家の果物・野菜が驚くほど安かった。私はグレープフルーツとネギを買いました。

地元の果物・野菜。グレープフルーツ4個で290円、ネギ100円

あと、地元の洞戸味噌が名物らしいが、今回は一緒に販売されていた郡上味噌を買った。ここはもう郡上に近いのだ。

下の写真は、買って帰った郡上味噌を家にあった西京白味噌と比較してみたところ。

郡上味噌は麦こうじと大豆こうじを使用する独自の製法の赤い色の味噌ですが、赤味噌ではなく、麹味噌というらしい。赤味噌、白味噌というのは米麹で作るものの中での色の違いだという。

白味噌・赤味噌・麹味噌!代表的な味噌の種類とその特徴

買ったものは塩分控えめでしたが、麦の香りといわゆる「赤だし」風の味が西京味噌の甘い味と対照的です。それぞれに美味しく味わえて嬉しい。ちなみに私は母が作る自家製の味噌(米麹の赤味噌)で育ちました。

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