町家カフェ(三重県伊勢市)

町家カフェ

写真は先日立ち寄った、伊勢市にある町家カフェというお店です。古民家風で、雨にたたずむ雰囲気が素晴らしいでしょう。

場所は三重県立明野高校近くで、少し狭い路地を入っていった奥にありました。平日の昼食時でしたが、駐車スペースほぼいっぱいの7、8台の車が停まっていました。

玄関まわりを飾る植物

建物に近づくと、玄関まわりを飾る素敵な植物が出迎えてくれます。

トラデスカンチア
ハンギング

薄紫の葉が素敵なハンギング

玄関右上のハンギングは、見たことある姿形だけど薄赤紫の色は初めてで、白壁を背景にして実に上品な綺麗さです。

後で調べると、この植物は、トラデスカンチア(トラディスカンティア)と呼ばれ、北中アメリカの温帯~熱帯が原産のツユクサ科 / ムラサキツユクサ属で、ムラサキツユクサも同じ仲間です。種類が多く、園芸では葉が美しくて観葉植物として扱われる種のことをトラデスカンチアと呼ぶことが多いようです。写真の色模様だけでなく、緑と白の縞模様の種類なども、もちろんあります。

ハイビスカス
ハイビスカス

ハイビスカスの鉢植え

玄関左には、深い緑の葉の間に、いかにも熱帯の植物という感じの鮮やかな黄色と赤の花を咲かせるハイビスカスの鉢植えがあります。

ハイビスカスの原産地は南太平洋、熱帯アジア、中国で、アオイ科フヨウ属、非耐寒性の常緑低木です。花期は晩春から秋までですが、なるほど大きな花と、朝開いて夕方閉じる一日花であるのは芙蓉(フヨウ)と似ていますね。

ハイビスカス拡大

ハイビスカスの花

花を観察すると、鮮やかな色の大きな5弁花の中心から変わった形の雌しべ(雄しべ)が突き出しています。これは雄しべと雌しべの合着したもので、蕊柱(ずいちゅう)と呼ばれ、ラン科の花ではおなじみのものです。

店内と食事

店に入ると中も古民家風の落ち着いた雰囲気です。予想通り客が多く、そう広くない店内はテーブル席は満席で、カウンター席に座りました。リタイヤ後夫婦が半分趣味でやっておられるような感じで、おしゃれな店内を見回すとほとんど女性客です。

珈琲とセットで千円のランチを頂きました。膳の代わりの籠の中に皿が並び、少しづつたくさんの品数があるお洒落なランチです。健康志向の家庭的料理風で味付け・量とも私には丁度でしたが、若い男性には物足りないかもしれません。

食事が終わる頃を見計らって、ご主人が珈琲を丁寧にドリップして煎れてくれます。

おしゃべり口害

最近たまにこういう店に行くようになりました。今は分煙が当たり前ですが、かってはタバコの煙が苦になりました。最近は柔軟剤の匂いが苦しいという人もいます。

私が嫌なのは、おばさんグループのお喋りです。せっかくゆっくり雰囲気を楽しみたいのに、おばさんの愚痴話がうるさく聞こえてくる時はかないません。

今回は幸いにカウンター席で、お喋りグループと離れていたので気になりませんでした。
こういう店でゆっくり楽しむには、混雑する時間帯を避け、おばさんグループに近い席を避け、できれば客が少ない時にマスターとも話ができれば良いですね。

トイレに傑作が

トイレに入ると、水タンクの上に大きな炭が置いてあるなどお洒落で、綺麗でした。

小用をたそうとしたら、下の表示が!!

君のはそんなに長くない

「桜も散れば汚し、もう一歩前へ」というのは知っていますが、これは初めて、思わず笑ってしまいました  (^-^)

こんなのが全国にあるのかと思って調べたら、トイレの格言というサイトが見つかりました。この中にいろいろありましたが、他は比喩的なのに、これだけはかなり直接的で異彩を放ってますなあ。

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