5月は自動車税の支払い時期ですね。私の場合自動車保険の更新時期でもあります。
現状はSBI損保で継続の案内が来ていましたが、その金額が高いような気がして見直しました。
※以下は私が自分のために調べたものであり、間違いが含まれている可能性もあります。参考にして検討される方は契約の前に自身で十分確認してください。
現状はSBI損保
過去自動車保険については2つ記事を書いています。
その後は一番安かったSBIを選択してきました。その間2回災害と事故で保険支払いを受けましたが、SBI損保の事故対応サービスは悪くありませんでした。そして事故の損害査定で渋ることがなく、経営は大丈夫かかなとこっちが心配するほど金払いが良い印象でした。
一括見積もりで各社調査
一括見積をとる
私は過去一括見積を利用したので、継続手続きの時期が来たら一括見積もりのお勧めメールが来ます。
- 一括見積もりサイトにアクセスして情報入力
右のような一括見積もりサイトがいくつかあります。
初めての場合は車の車検証や現状の自動車保険証を用意しての入力が必要になります。
私の場合は先方に昨年のデータが残っているので前年と同一条件で簡単に見積もり依頼依頼できました。(無事故等級等は自動で更新されます) - 数社から回答
メールやはがきで5社から回答がありました。詳細やカスタマイズするためのウエブアドレスとID、パスワードが記載されています。 - 再度保険会社のサイトででいろいろな条件でカスタマイズして調べる
一括見積もりはほぼ同一条件だが、各社独自の細分化条件があるので、それを自分に合わせてカスタマイズ入力していくと結果はだいぶ変わってきます。
基本条件
私の場合の前提条件です。
- 契約車:ステップワゴン2017年式(新車割引対象)
- 前年等級:19、前年事故 無し
- 使用目的:日常・レジャー
- ゴールド免許
- インターネット契約、証券不発行
基本保証内容の設定
希望する基本的な保障内容は以下の通りです。
- 対人:無制限
- 対物:無制限
- 人身障害 5,000万円、搭乗者障害1,000万円
- 車両保険は一般車両保険、免責5-10万円
火災・落書き・台風・盗難・車庫での水災・単独事故・当て逃げ等も対象
各種割引に関するオプション
最近の自動車保険はリスク細分型と言われ、下記のような使用環境に応じた割引を設定していることが多いです。
走行距離による割引
以前は年間走行距離による割引を行う会社は少なかったのですが、今は各社とも採用してきています。走行距離が長ければ事故の確率が増えると考えるのは妥当でしょう。
その走行距離は通常、前年の走行距離の実績を申告する形式が多いようです。前年度5000km弱だった私のように、余り距離を走らないユーザーには助かる制度です。
運転者限定割引
本人限定とか夫婦限定、同居の家族限定など運転者を家族に限定することで割り引くものです。
子供も未婚なら対象にできるが、別居に比べ同居の子供の条件を厳しく区別している保険会社があります。確かに同居の子供は運転する機会が多いし、若いので危険率が高いと思われます。
私の場合、子供たちが独立しているので考慮しなくていいのですが、たまに帰ってきて運転したいこともあるだろうし、知人にちょっと貸すこともできるので、運転者限定はしないことにしました。
運転者年齢制限
運転者の年齢を制限することにより安くなるものです。ただし、上記の本人と家族の場合であり、知人に貸す場合はこの年齢制限を受けないのが普通です。
なお、大人の自動車保険は主たる運転者の年齢により保険料が変わるしくみで、大人(40歳以上)に有利なのが売りですが、このため若い同居の子供を加えても、保険料がそれほど高くならない特徴があります。
追加補償オプション
交通事故にはいろいろな場合があり、基本補償だけでは対象外の場合をカバーするオプションがあります。
他車運転危険補償保険
友人の車を借りての事故の場合、友人の保険を使わずに補償してくれますので、友人の保険の等級が下がるなどの迷惑をかけません。私のように田舎では近所さんに軽トラを借りたりするのでこれは入れておきたい。大抵無料でついているようですが。
無保険車事故障害保険
車対車の事故の場合、自動車保険は相手の人身傷害や相手の物損を補償するものです。ですので加害者が無保険車だった場合、被害者の治療費さえも支払ってもらえない可能性があります。こういう場合をカバーするものです。大抵自動付帯しており、補償最高額は一人あたり2億円が一般的です。
対物超過修理費用補償特約
相手方の車に時価額を超える修理費が発生した場合、その超過分については対物賠償責任保険で補償されません。その超過分も補償してくれるものです。
ファミリーバイク特約
以前の記事で改造を紹介したカブを息子が我が家においているので、たまに乗ります。バイクだけの保険に別途入ると高いので、ファミリーバイク特約はありがたい。125cc以下のバイクが保険対象です。
相手方への補償もあるものと、自己の人身傷害のみに限定した安い物に分けている保険もありますが、私は万一他人を傷つけた場合が怖いので相手方も補償するタイプで探しました。
このファミリーバイク特約の保険料は各社マチマチで驚きました。
[2018年6月17日追記]
このバイクの所有名義は息子なので、それでも保険が効くか保険会社(イーデザイン)に問い合わせたら、バイクの所有者は問わないということでした。
ロードサービス
最近はたいていの自動車保険にロードサービスが無料でついています。一部の会社で有料ですがそれでもJAFよりずっと安いです。昔のように「高速道路内はJAFでないとだめ」ということもありません。
車が使えなくなった時、帰宅・宿泊費用まで面倒を見てくれるオプションもあるが、私はそこまでは不要と考えます。
事故時レンタカー費用特約
事故後、自分の車の修理の間のレンタカー代を補償してくれるものですが、過去の経験上、車種を選ばなければ修理業者が無料で貸してくれたので不要と判断します。
弁護士費用補償特約
信号待ちで停車中に追突されるなど、こちらに過失(責任)が全くない「もらい事故」の場合保険会社は支払い義務が全く無く、相手方との交渉もしてくれません。サポート担当者がアドバイスはしてくれますので、後は自身で相手方と交渉しなければなりません。
その交渉が難航したときには、弁護士に依頼しなければなりませんが、その費用を補償してくれる特約です。つけるかどうか迷うところですね。
事故現場サポート
事故に遭ったら心細くなって特に女性なら家族等に現場に来て欲しくなるでしょう。
もし、そういう頼れる人がいない場合、セコム(イーデザイン)やALSOK(大人の自動車保険)が駆けつけてくれるサービスがあります。
検討結果
比較結果と選択
比較一覧表
イーデザイン損保を選択
過去の調査経験ではSBI損保と大人の自動車保険が安かったのですが、今回の調査ではイーデザイン損保が安かった。下記のように他の条件も良かったのでイーデザイン損保に決めました。
- 群を抜いて保険料が安い
私の場合SBIで継続するより一万円以上安くなりました。一般的な条件でもイーデザインは安いと思われます。 - ファミリーバイク特約も安い
上記の安くなった分でファミリーバイク特約をつけることができました。 - 顧客満足度もトップではないが悪くない
例えばソニー損保は顧客サービスの評判が良いが保険料も高い。 - 弁護士費用特約、他車運転危険補償、無保険車事故障害保険が無料で付帯
- セコム事故現場急行サービスが無料で付帯
今回の調査結果でわかったポイント
各社ともリスク細分型自動車保険となり、差が小さくなった
自動車保険もインターネット契約が普及してきましたね。そうでない方はかなり高額な保険料を払うことになります。
また各社リスク細分型自動車保険となり、サイトで条件を変えて保険料を検討できるので、自分にあったオプションを選びやすくなっています。
ファミリーバイク特約は各社でバラツキが大きい
ファマイリーバイクについては、特約のないもの、本人限定と他者対象に分けているものなど、保険会社によりバラバラです。また同一条件でも保険料の差が大きい。
新規顧客獲得のため新規加入者を安くしている
新規顧客獲得のため、継続より新規に割引を多くしている会社が多い。携帯やインタネット回線と同じ理屈ですね。ということは自動車保険も継続するより保険会社を毎年乗り換えたほうが安くなる可能性が高いということです。簡単に継続しないで一括見積もりをとって見直すの良いでしょう。