ステップワゴンから外したETCをNBOX+に取付

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台風18号(2013年)で水害罹災
玄関の戸を開けて外を見ると!? 9月16日 今日この頃 -写真歳時記で書いたように、台風の影響よる豪雨で床上浸水の被害を受けました。 この記事を見られた方にはご心配をおかけしたかもしれませんが、その後一週間が...

に書いたように、昨年の台風で愛車のステップワゴンが冠水し、結局はNBOX+に買換えました。これに伴い、ETCユニットを自分で付け替えたので紹介します。

今回の課題は
・NBOX+での取付位置を何処にするか
・パイオニア製ナビとの連携
の2点でしたが、結果は両方ともうまくいきました。

旧車からETC機器を取り外し

旧車のホンダ ステップワゴンにはディーラーオプションの純正ナビ(VXH-082C)と専用のETCユニットが付いているが、新車で使いたいETCユニットだけを取り外します。ETCユニットはアンテナ分離型で約7年前の製造になるが、以降の大きな技術革新は無かったので今も問題なく使えるとふんだのです。

本体の取り外し

ETC本体は運転席右下のドライバーズポケット内に取り付けてあり、外からは見えないので気に入っていました。 これはねじ止めを外すだけで簡単に外せました。 取り外した本体機器の裏を見ると三菱製で品番がETH-083Mと表示されていた。後でわかったのですが、三菱製であったことは幸運でした。

ナビとの接続ケーブルの取り外し
ホンダアクセス純正ETCケーブル
旧車のETC~ナビ間接続ケーブルの両端

ETC本体から出ているケーブル線は2本、アンテナケーブルと、ナビとの接続ケーブルです。

ナビの上部のダッシュボードカバーを外してナビ本体の後面のコネクタを抜いて取り出したのが、右のナビとの接続ケーブル

左のコネクタがナビ側、右がETC側で、電源コネクタと通信コネクタに別れている。電源もナビから供給されているのです。

アンテナケーブルの取り出し
アンテナ線の取り外し
ピラーカバーを外したところ

受信アンテナは前面ウインドウ中央上部に両面テープで付いているので丁寧に剥がします。百均で売っているシール剥がしを使いました。

アンテナケーブルは助手席側のピラーを通りグローブボックス奥を経由してETCにつながっています。 右はピラーを外したとところで。2本見えているケーブルの一本がETCのアンテナケーブルです。 天井のカバーも助手席のバイザーを外してフロントウインドウ側を開ける必要がありました。

こうして隠れていたアンテナケーブルを引き出し、ダッシュボードより上側を外すことができました。

ステップワゴングローブボックス内
グローブボックス奥

右はグローブボックスを外したところ。アンテナ線の余った長さの部分がここで束ねられていた。 ETC側コネクタを引っ張り出してアンテナケーブルがすべて取り出せました。

ケーブルの取り出しが全てできたので、外したカバー類を元のように直して旧車での作業は無事終了しました。

新車への取り付け

取り付ける車はホンダの軽「NBOX+」。

取付についてネットで調べていると、パイオニアのナビと三菱のETCは連携ができるという情報があった。
偶然だったが、ナビはパイオニア(カロッツエリア)製「楽ナビ」MRZ077をつけている。 その選択理由は、一番評判が良かったのと地図の更新が3年間無料ということだった。 前記のようにETCが三菱製だったので、ナビ連携ができるのではという期待が高まった。

本体の取り付け

本体を何処に取り付けるか

NBOX+には、ステップワゴンのようにETCを取り付けるのに適当な場所が設けられてない。どこに付けるべきかメーカーに問い質したいところである。

仕方が無いので、下記3つの候補を検討した。
①グローブボックス内
ディーラー営業マンのお薦めはこれだったのですが、軽なので元々狭いグローブボックスが、更に狭くなるのがいやです。
②センターコンソールの運転席側
後付丸出しなのと、外から覗いた時によく見えるのがいやです、
③センターコンソール下部の窪んだスペース
この上部につり下げる形で奥の方につければ目立たなくて良い。
ただしETC本体の頭を前に出さずに設置するには奥行きが不足するので、穴を開けて奥に入れ込む必要がある。

③の方向で進めることにして、センターコンソール下部(カバー)を取り外しにかかります。

センターコンソール下部(カバー)を外す
取り外したセンターコンソールカバー センターコンソールカバー裏面
取り外したセンターコンソール下部の表と裏

センターコンソール下部は左右奥にあるクリップをとり、内装剥がしでこじてとることができた。 参考にさせてもらったのは、

リンクセンターコンソール下部の外し方

です。ただし、シガーソケットのコネクタはロックを押し外しながら抜く必要があります。

右は取り外したセンターコンソール下部である。

取り外した後の車側を見ると、コンソール下部の奥にスペースが無いことが判明。穴を開けて奥いっぱいに取り付けてもETC本体の頭が前から見えてしまいそうです。ー_ー’困った。
取り外したコンソール下部の裏面を見るとシガーソケットの横に広いスペースがあるではありませんか  ゜∀゜!!そうだ ここに取付け、カードを出し入れするのに最低限必要な穴を表側に開けることにします。

ETCカード出し入れの穴を開ける
穴開け加工
カードを取り出す穴を開けたところ

右はETCカードを出すのに必要な穴を開けたところです。右端は取り出しボタンの穴です。 裏面の取り付け位置の都合から、ややシガーソケット寄りになります。

このままではカードを入れるときは何か物で押して入れないと指でできません。それでも良かったのですがやはり手で入れられた方が良いので、この後中央部にカードを押し入れるときの指が入る穴を開けました。
加工は、最初はドリルで穴を開け、ヤスリで時間をかけて拡大・整形しました。

固定用金具を作る
アルミで作った固定金具
アルミで作った固定金具をETC本体につけた

機器の裏に固定用のねじ穴があるので、1.5mm厚のアルミの平板で写真のような固定具を作りました。 設計寸法通りに仕上がるよう折り曲げをするのは結構難しく、写真は2度目の作です。

本体の取り付け
内部の取付の様子
センターコンソール下部の内部に取り付けた

取付は「センターコンソール下部」に4.5φの穴を開け、アルミ金具をM4のビス・ナットで止めました。

最初機器がほぼ水平ぐらいになるように設計して取り付けたのですが、実際につけてみると、車のコンソール奥にあるフレーム金具とETC本体が干渉することがわかり、写真のようにお尻を下げるように取り付け角度を変更して逃げました。 この変更のため固定金具を作り直し、3代目となりました。

ETC正面2
正面からみたETC取付の様子

右が正面から見た取付後の様子です。下奥に取付ビスの頭が見えます。  上記の角度変更により、カード取り出し口がやや奥まってしまい、出し入れが予定よりやりにくくなりました。

私の場合、しょっちゅう出し入れはしないので、できればよしとします。 (現実には大抵の人が私と同じように入れっぱなしだと思いますが、カード会社によっては車に残したカードによる被害は補償の対象外になることがあるので注意が必要です)

アンテナ部の取り付け

旧車と同じようにフロントウィンドウ中央上部に両面テープで固定しました。 このときはフロントウィンドウの角度のことは頭になくそのまま貼り付けましたが、後で述べるように結果オーライでした(^_^;)

通信ケーブルの入手と配線

通信ケーブルの入手

ETCとナビと連携用の通信ケーブルはナビ側のコネクタが違うので旧車のものが使えない。 それでナビ側のコネクタだけ欲しかったが特殊で手に入らないため、ケーブルを新規購入することにした。

互換性のありそうなケーブルを調べた結果、下記3種が使えそうだった。
・三菱 LE-03EC
・パイオニア CDEB011
・第3メーカー AM-13

一番安かったので三菱製を右のストアで購入した。
 実際に届いたケーブルが下の写真だが、ケーブル長が6mもある。( ̄▽ ̄;)

ETC通信ケーブル ETC通信ケーブルのコネクタ拡大  購入した通信ケーブル 右はコネクタ部の拡大 

ケーブルの加工
ETCケーブル接続部
ヒシチューブを剥がしたところ

必要な長さは80cmほどであり、6mの長さをどう処理しようかと悩んだ。 ー_ー’

ETC側コネクタの近くにヒシチューブで覆われ膨らんでいる所があり、ヒシチューブを剥がすと、写真のようにここで繋げていることがわかった。 それならと、ここでケーブルを切って繋ぎ直し、80cmに短縮した。

配線
機器後面の配線
機器後面の配線の様子

右はETCを取り付けたセンターコンソール下部内部の配線の様子です。 ETCは後面にコネクタが3つあり、左からアンテナ線、通信線、電源線です。 電源は丁度すぐ横にシガーソケットにACCがきていますので、ここからもらいました。 この電源線の接続部は、この後ビニールテープでテーピングしました。

また金具とのこすれによる傷を防止するため、機器上部の後端にもビニールテープを貼りました。

アンテナ線は助手席ピラーからグローブボックス奥を通ってETCに接続しています。 グローブボックスは手前斜め上に引き抜けば簡単に外れます。

下はグローブボックス奥の線処理の様子です。 元々ナビの余った線が束ねてあるところにさらに今回のETCアンテナ線などを束ねています。 最初左のように適当にゆるめに束ねたらグローブボックスが閉まらず、右のように上方にまとめて逃げる必要がありました。

グローブBOXの内部配線1 グローブBOXの内部配線
グローブボックス内の線処理 左は閉まらずNG、右は手直し後。
(クリックして拡大後、← →キーで2枚を切り替えて比較できます)

動作の確認

アンテナ取付
ETCアンテナ

いよいよ動作確認を行います。

車をパワーオンしてACCにすると「カードが挿入されていません。・・」とアナウンス音声が聞こえてきた。 カードの表裏が逆向きだったようで入れ替えると正常認識のアナウンスに変わった。♪(゚▽゚*)

ETC本体のランプがオレンジから緑に変わり、右のようにアンテナの青LEDも点灯している。 ETC自体は正常に動作しているようだ。

ナビのETC連携はどうか
ETCユニットの接続認識
ナビの接続認識

ナビからETCに関する音声ガイドが聞こえるということは、
゜∀゜!! 既にナビとETCが連携できていると思われる。
ナビのメニューで接続機器の情報を見ると、右のようにETCが認識されていることが確認できた。
画面でカード有効期限は空白だが、ETCユニットが対応していないのだろう。 旧車のナビにも機能がなかったし、ETCユニットが約7年前の物なので仕方がない。

利用履歴
ETCカードの利用履歴

もうひとつ、ナビのメニューの中に旧車のナビには無かったETCカードの利用履歴の表示があったので見てみると、右のように過去旧車で利用した履歴が表示された。 バッチリ連携できている。

これで動作確認もできたので、グローブボックスなど取り外した物をすべて元に戻して取付作業を完了した。 下はETC取付後のセンターコンソールの様子。

ETC取付イメージ

ETCの再セットアップ

このまま有料道路を利用すると旧車のステップワゴンのままの料金になってしまいます。

ETCユニットは固有の「車載器管理番号」を持ち、財団法人道路システム高度化推進機構 (ORSE) に車種、ナンバー等の情報を登録して認証情報をもらい記憶します。これを「ETC車載器のセットアップ」といいます。
車種変更した場合は、再セットアップによる登録内容の変更が必要になります。 セットアップは認証業者(セットアップ店)にしかできない仕組みになっており、料金は通常3,000+消費税です。

私は車を買ったディーラーに持ち込んでやってもらいました。
「ナビ連携はできません」と断言していた担当営業マン(元整備マンで技術にも詳しい)は、連携ができていることとETCの取付場所に驚いていました。  <( ̄^ ̄)>どうだ

以上ですべて完了しました。未だ実際には有料道路を利用していませんので、近くにできたスマートインターを利用してみたいと思っています。

【4月15日追記】本日高速道路を利用しました。入るときは少しドキドキでしたが、無事通過しました。 NBOX+はフロントウインドウが立っているのでアンテナの角度が心配だったのですが、それも問題ありませんでした。

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