今はいない人のことを思い出す花-紫苑(シオン)

%e5%bf%98%e3%82%8c%e3%81%aa%e8%8d%89%e7%b4%ab%e8%8b%91

今年(2016年)の十五夜(中秋の名月)は9月15日で、少しずれて今日9月17日が満月です。残念ながら当地では雲がかかっておぼろにしか見えていませんが。

庭では丁度、十五夜草(ジュウゴヤソウ)と呼ばれる紫苑(シオン)の花が咲いています。秋風が吹いて心寂しくなりがちなこの季節、眺めていると今はいない人のことを思い出させるような花です。

紫苑は昨年下記の記事でも取り上げましたが、キク科で十五夜草のほか鬼の醜草(オニノシコグサ)とも呼ばれる背の高い花です。そのため花がつく前は背高泡立ち草と間違えやすく、夏の初めに間違えて刈ってしまいそうになりましたが、思いとどまって残ったものです(^_^;)

紫苑(シオン)の花 9月24日今日この頃
彼岸のこの時期は、曼珠沙華(まんじゅしゃげ、彼岸花)、芙蓉(ふよう)などが綺麗ですが、我が家の庭に写真の背の高い花が咲いています。 調べてみると、紫苑(シオン)というキク科シオン属、東アジア原産の...

紫苑は、中国北部と東北部、モンゴル、シベリア、朝鮮半島に分布しますが、日本には、古代に中国から朝鮮半島を経て薬草として渡来しました。花が美しいので薬草より観賞用として栽培が盛んになり、「源氏物語」や「今昔物語」にも名前が出てきます。現在は、九州や中国地方には野生化したものの自生状態がありますが、次第に数が減少し、環境省レッドデータでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トップへ戻る