菊芋の花 10月12日今日この頃

菊芋の花

この時期、畑に植えている菊芋が写真のように花を咲かせています。
菊芋は北米原産のキク科の多年生草で、菊のような花を咲かせ、根に芋ができることから名付けられた。別名でヒメヒマワリとも呼ばれます。

菊芋に多く含まれるイヌリンは、消化によって腸内善玉菌を増やす効果があるオリゴ糖になるため、健康食品として注目され、顆粒やお茶として市販されています。

他の芋のようにデンプンはほとんど含まれず、飼料、果糖、飴、アルコールの原料になる他、料理としては牛乳煮、バター焼き、フライ、スープ、味噌漬け、粕漬け、煮物などがあります。今年は、種芋をもらった人から教えてもらった奈良漬けにしてみようと思っています。

菊芋の栽培は2年目ですが、草丈が2m以上になり強い風が吹くと直ぐ倒れてしまいます。対策で柵をするのも背が高いので大変です。
それと驚くほど繁殖力旺盛です。第二次世界大戦中に加工用や食用として栽培されたものが野生化したものも多いらしく、在来種が駆逐される懸念から外来生物法によって要注意外来生物に指定されています。

菊芋に非常によく似た植物に「菊芋もどき」があります。花は菊芋そっくりですが、芋ができないので「もどき」だそうで、こちらも北米原産です。
芋以外の見分け方は、菊芋もどきは葉が対生で、その形が卵形で緩やかに鋸歯があることです。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

トップへ戻る