「Biwakoビエンナーレ」は滋賀県近江八幡市を中心に隔年開催される、古い町家を使った現代アートの国際芸術祭です。
今回は”泡沫~Utakata”をテーマに9月13日~11月9日の期間に開催されていましたが、私が行ったのは閉幕寸前でした。
【追記】
- 写真を大きく拡大して連続的に見られるようにしました。(2014/12/1)
今Biwakoビエンナーレ2016が開催中ですが、現在BIWAKOビエンナーレ公式サイトがダウン中で一向に復帰しません。代替サイトBiwakobiennaleを見て欲しいとのことです。(2016.10.7)→ 復帰しています。- 動画を追加しました(2016.10.18)
- i-padで動画を再生できない不具合が見つかったので、you-tubeに上げた動画に変更しました。(2018.9.14)
琵琶湖ビエンナーレ2014
2001年からほぼ隔年開催され、今回で6回目を迎えるBIWAKOビエンナーレ。2回目からの開催地である近江八幡市旧市街の主に江戸期の建物14箇所を会場とし、八幡掘り界隈の趣ある町並を散策しながら作品を鑑賞することができます。
今年は国内外から参加の70組以上のアーティスト達が、”泡沫~UTAKATA”をテーマに、はかなくも美しい秋の2ヶ月間を彩りました。
会場
近江八幡市仲屋町(スワイチョウ)の「まちや倶楽部」をはじめ14カ所の古い日本建築。基本的には作家が与えられた会場に脚を運んでから会場にあわせて作品を考えます。会場にある長持などの家具をそのまま利用していることも多いです。
私は閉幕真近になって行ったため、会場が離れている八幡山展望館と村雲御所瑞龍寺へは、残念ながら時間が無くて行けませんでした。
ナイトツアー「UTAKATA night」
通常の展示の他にナイトツアーにも参加しました。ナイトツアーは天籟宮(テンライキュウ)、まちや倶楽部、カネ吉別邸の三会場を夜に見てまわるのですが、日中とは異なる表情・雰囲気で、夜の深い暗闇が作品を一段と引き立てて魅せてくれます。
また案内ガイドさんの説明も受けられ理解が深まりました。
撮影
カメラでの撮影は自由でした。私は「LUMIX GM1」と付属の標準ズームレンズで撮影しましたが、GM1は軽くて感度が高く、こういう時にはもってこいです。
作品紹介
立体作品が多く、音響のあるもの、動くもの、時間経過で変化するもの、音や人の動きに反応するものもあり、本来その場に行って古い町家の雰囲気と共に感じないと本当の良さがわからないのですが、ここでは写真だけでも良さが伝わりやすいもの紹介します。
タイトル、作家名など
作品のタイトルや作家名はわかる範囲で記しています。書いていない作品の作家さんには失礼になるかもしれませんがお許しください。
写真で鑑賞
今回は暗い環境での展示が多かったこともあり、写真の周囲を黒くしてできるだけ大きい画面で、部屋の明かりも暗くして鑑賞するのが良いです。
BIWAKOビエンナーレ公式サイトのような大画面を使うスライドショーが一番良いのですが…
【2014年12月1日】 スライドショーで見られるように改善しました。 「Lightbox」というJavaScriptを使っています。参考サイトFC2ブログにLightboxを設置して画像をオーバーレイする方法
どれか写真の上でクリックすると拡大画面になります。ブラウザを最大画面にしておく(ieならF11を押す)と、写真もそれに合わせて拡大されます。← →キーで次の写真に変わります。
動画で鑑賞
写真より動画だと少し雰囲気が伝わります。一部動画映像を撮っていましたので追加アップします。(2016.10.18)
西川武志
写真でも紹介したドラム缶を上から覗く作品です。滋賀県各地の空撮写真が水面に映ります。
あわ屋
狭くて暗い通路を歩くのですが、怖いけれど綺麗です。映像を画面一杯に拡大し、部屋を暗くして見てください。
場所は倉の二階で、蚊帳に映像を投射して空間に映します。蚊帳の中に入ると、映像がそこにあって手が届きそうなので掴もうとしても掴めません。
羽太広海+羽太祐子
手を叩いているのは、音に反応して映像が変化するからです。
外から全体を見るとまた綺麗です。
番外:本日開店
使用カメラ(2015.3.29 追記)
Panasonic製 LUMIX DMC-GM1 + 標準ズームレンズ
GMシリーズはミラーレス一眼レフ(レンズ交換)カメラで、小型で性能が良いので特長です。 最近は値段が下がり、新型も発売されました。GM1後継のGM1Sは大きな変更はなく、GM5はフラッシュの代わりにビューファインダーがつきました。
初心者にわかりやすい小型参考書です。
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