固定通信回線の業者乗換え (1)通信費節減のため乗換えを検討

現行eoの端末

先の記事iPhoneのMNP乗り換えで携帯代を2年間で8万円節約のとおり、携帯をauのiPhone5からsoftBankの5cに換えましたが、平行して固定の通信回線も検討していました。

すると固定通信回線(光電話付き)も各種キャンペーン等で、2年ごとに業者を移行するのがお得であることがわかり、現状のeoから”NTT西日本+Biglobe”に移行することにしました。

記事が長くなるため、今回は検討のみとし、以降は続編記事にします。

【追記】記事を3回シリーズにしました(2015.1.28)

固定回線の通信費節約を検討

携帯とあわせて、固定回線の通信費を節約できないかと検討してきました。

固定と携帯の通信を統合できれば良いのだが

固定と携帯の通信を統合できれば通信費は大幅に安くできます。現状では次の候補があります。
1.WiMAX(高速モバイル通信)
2.simフリーiPhoneと格安キャリアsim

しかし、iPhoneのMNP乗り換えで携帯代を2年間で8万円節約でも書いたとおり、以下の理由で現状は採用できず、私の選択は従来どおり光回線とiPhoneで行くことにします。
・自宅PCの通信スピードは、光回線100M以上の実力が欲しい
・携帯だけではなく、固定電話も必要
・iPhoneは通話とモバイル端末が一つで携帯が楽、快適で変えたくない。

スマートバリュー

スマートバリュー(1,480円割引)の効果は大きい。NTTでも同様のサービスが実現しそうな動きなので、近い将来実現するかも知れないが、現状はeoの独り勝ち。(西日本の場合)

それで私も以前は携帯がAUで固定回線はeoで維持してきたが、iPhoneのMNP乗り換えで携帯代を2年間で8万円節約で紹介したように、それ以上のメリットがあって携帯をSoftBankに変えた。結果今はスマートバリューが関係無くなり、eoにこだわる必要は無くなっている。

価格com経由が便利で安い

価格com-プロバイダ料金比較 | 光ファイバー・ADSLで調べると、ほとんど全ての回線業者、プロバイダーの比較が簡単にできます。
自分の地域にはどの方式がサービス可能か、通信料やプロバイダ料の割引とキャッシュバックなど、しかも価格com経由だけの特典割引もありますので、業者のHPで直接申し込むよりお得になっています。

2年単位で乗り換えがお得

上記で調べるとわかりますが、回線業者やプロバイダー各社は顧客獲得のためキャンペーンをやっているので、継続より乗り換えた方が断然お得です。契約の2年縛りなどもあるので2年単位で変えるのが一番お得。 この辺は携帯と良く似ている。

2年間の総コストで比較

コスト比較では、月々の支払いの他に、キャッシュバックや期限付きの特典を考慮しますが、上記理由から、2年間の総額費用で比較するのが良いでしょう。価格.comで比較した結果は次のようになりました。

光回線プロバイダー比較

移行先業者を決定

私の希望は光電話付き光回線ですが、当地ではeoとNTT西日本しかサービスがなく、現状はeoなので必然的にNTTが候補になります。eoはプロバイダーが内部でしたが、NTTは別途外部プロバイダーを選択する必要があります。

上記価格comでの比較では、「so-net/ NTT」が一番お得な結果になりましたが、評判では速度が出ないというトラブルが多い。

2番目の「BigLobe/NTT」が比較的評判が良かったので、これを選択しました。
その場合、支払い料金割引 40,584円、キャッシュバック[価格.com限定特典]63,830円、割引合計104,414円となります。

支払い料金割引の内訳は
・フレッツ光工事費 21,600円割引(21,600円×1か月分)
・どーんと割(フレッツ光月額料24か月間割引) 17,904円割引(746円×24か月分)
・BIGLOBE月額料 開通月無料 1,080円割引(1,080円×1か月分)

価格.com経由でなく、直接プロバイダのHPからも申し込めますが、割引額は合計73,004円にしかならないというのです。

結局、上記によると平均で3,076円/月となり、現在eoが5千円/月程度なので、月々約2千円も安くなります。 これ以外にeo解約に伴なう費用などもありますが、各段に安くなることは間違いないと確信しました。

通信回線業者移行で電話番号は変わる?

2年ごとに乗り換えがお得なことはわかったが、その場合電話番号は変わる?変わらない?

これから先、電話番号を変えたくない

昔から我が家で使って慣れ親しんだ固定電話の番号は、電話を休止して使っていなかったため、3年前eo光の電話に加入したとき引き継ぐことはできなかった。仕方なくeoから新しい電話番号をもらった。
今回NTTに移行(戻る)に当たって、また電話番号が変更になると言う。実は今のeoの電話番号はある医院の電話番号と似ていて、間違い電話が多いので変更は歓迎なのであるが、次回からは変えたくない。

固定電話の番号ポータビリティ

携帯電話については、MNP (Mobile Number Portability) と呼ばれる制度があり、キャリア(通信事業者)を変更しても同じ電話番号を利用できるが、固定電話はどうなっているのだろうか?

調べると、固定電話についてもLNP (Local Number Portability) と言う制度があり、事業者間ポータビリティで同番移行ができる。ただし、対象は NTT(東日本、西日本)で取得したアナログ電話の電話番号のみです。
つまり、NTTの加入電話(=電話加入権が必要な電話ですね)の番号は、そのまま光電話などのデジタル回線の電話に移行(同番移行という)でき、その後業者を変えても同じ番号を継続できる。ところが、それ以外の光電話、ADSL、ISDN(ins)、IP電話、他社固定電話などで新規取得した電話番号は、業者が変わると電話番号も変わるのである。
このことについてひかり電話の番号ポータビリティはできる?できない?の解説がわかりやすいです。

なぜこんなことになっているのか?
同番移行のためには電話番号を管理する仕組みが必要になるが、今あるのは、昔NTTがデジタル(ISDN)電話を始めた時に、アナログから同番移行するために作った仕組みを他社にも適用拡大したものであり、他の各種デジタル系電話などにはそのような制度がないからである。

番号が変わらないためには

上記からわかるように、業者移行で電話番号が変わらないためには、NTTの加入電話(アナログ電話)で取得した番号でずっと同番移行し続ければよいのです。
ただし、電話番号の使用が連続していることが必要で、我が家のように使わない期間があれば番号を手放してしまいます。
それと、地域依存番号なので同じ局エリア内はOKだが、それより遠方への引っ越し時は番号を持って行くことはできません。

電話加入権

これまでの検討で、同番移行にはアナログ番号が必要であることがわかり、今の番号がそうでないときは新たに取得しなければなりません。

結局のところ、同番移行可能な電話番号電話加入権がある電話番号です。私の場合現在休止中加入電話の加入権がありますが、無い場合は電話加入権を買う必要があります。
電話加入権は債権であり、以前はNTT窓口で72,000円(税抜き)でしたが、今は36,000円(税抜き)です。しかし不要になって売ろうとしても、携帯電話の普及で需要が減り現状は二束三文です。ですのでこれから新規加入の場合は、例えば右のような業者から休止中の加入権を買ったほうが賢明でしょう。

ちなみに加入電話の休止は、NTT東日本の場合、5年ごとに継続の意思を表明しないと、最長10年で解約となってしまう(NTT東日本HPのQ&A)

NTT西日本は何もしなくてもそのようなことはないようです。

昔使っていた番号を再び取得できるか?

今回どうせ電話番号が変わるなら、昔使っていた電話番号に戻せないかと思った。 試しに元の電話番号に電話してみたら使われていない。それで、この番号を取得できないかと最初価格comに相談し、紹介されてNTT西日本担当者と話した。
結果は、「新しくランダムに3つの電話番号を提示しその中から選択する制度なので、元の電話番号は取得できません」と言われた。_| ̄|○

(追記:後の記事で紹介していますが、幸運にも旧番号に戻すことができました)

以上で検討が終わったので、いよいよ実際に申し込みます。(続く)

 

続編記事

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