キャビネット扉のキャッチ金具の交換

キャッチャー交換後

我が家のシンクは昭和の古いものですが、最近シンク下キャビネットの扉が閉まらなくなったので調べてみると、扉が開かないようにするキャッチャー金具が壊れていました。今回はこれを交換修理します。

壊れた様子

下の写真のようにキャッチするローラーが開いてしまっています。内蔵されたバネが効いていません。

扉にある突起金具

右写真のように扉側には突起状の金具があります。扉を閉めるとこの突起がキャッチャー金具に収まり、扉が開かないように保持します。

この仕組みの金具を「ローラーキャッチ」とか「キャビネットラッチ」と呼ぶようです。

取り外し

キャッチャー金具(正常な金具の写真)

ローラーキャッチャー金具はキャビネットの天井部に右図のようにネジ止めされています。

この留めている木ネジを緩めて外しました。

 

内部の拡大。バネが錆びてボロボロ

右写真は取り出したキャッチャー金具をローラーの反対から撮影したものですが、バネが錆びてボロボロです。それで折れたのが故障の原因のようです。

 

交換部品

ネットで交換部品を探しました。この主の金具がいくつかありましたが全く同じものは見つからず、アマゾンで下の似たものを見つけました。

取り付けなどの詳細寸法の記載なかったのですが、高くなかった思い切って買いました。

購入時は381円でしたが101円の時もあります。送料も含めてですからこれで利益があるのかと思ってしまいます。

定型外郵便で送られてきた商品(下写真左)は、壊れたもの(下写真右)よりやや小ぶりで、取り付け孔の間隔も違いました。

購入した商品と既存品の比較

取り付け

どう取り付けるか少し悩みましたが、今ある孔の片方の孔を活かすことを考えました。

キャッチャーとオスカナブを片方を既存の孔に仮取り付けて、キャッチ動作をみたところ、動作に問題ありませんでしたので、これで固定することに決めました。

残りの孔を開けるためキリでキャビネット天井に下穴を開けて、購入した商品に付属してきた木ネジで固定しました。

右写真のようになりましたが、使わなかった既存品の孔跡が残りました。

 

扉側も右写真のように固定しました。

既存品の孔跡が錆で汚いです。拭いても取れなかったので後ほどペンキできれいに塗ろうと思います。

 
下の写真は、修理後のキャビネットの全体です。上の段はセスキ、過炭酸ナトリウム、クエン酸など、下は食洗機の洗剤を入れています。

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