今日は年に一度の獅子舞がやってきました。
獅子舞は全国的にあるようですが、当地にやってくるのは伊勢大神楽講社からです。各地を一年かけて廻るので、地方によって日が違います。
当地では台所にかまど神である荒神(こうじん、火の神)を祭っており、獅子は各戸に廻ってきて荒神に参拝し、お札(ふだ)を配ります。
そのお礼をのし袋に入れて用意しておくのですが、金額によりこの後表で舞ってくれる内容が違います。私は毎年5000円包んでいるのですが、今年は踊る時間が約5分と短かった(-_-;)
昔は、各戸を廻る前に広場で皿回し等の大道芸やお笑い芸が行われ面白かった。
また息子が幼かったころ、獅子に頭を噛んでもらうと賢くなるというのですが、怖がって必死で逃げるので困った思い出があります。
契約もしていないのに毎年決まった日に知らない人がやって来て行事が成り立っているのは日本らしいですが、近年は新興住宅が増え、対象の家が年々減ってきているでしょう。このような日本の伝統はこれからどうなっていくのでしょうか。