4年ほど前から充電式剪定鋏を使っていますが、大変役に立っています。最近そのホルダーを買いましたのでこの記事では関連用品などを含めて紹介します。
充電式剪定鋏
充電式剪定鋏の購入
私は4年前(2021年)にマキタ18Vバッテリー互換の充電式剪定鋏を購入しました。その商品は今は廃番になっていますが、下記のものがほぼ同等商品です。当時8,349円で購入しましたのでずいぶん安くなっています。
これらはバッテリーは付属しませんが、セットの商品もあります。
私はセットの互換バッテリーの品質が心配だったので本体のみの商品を選びました。
充電式剪定鋏の使用感
太い枝まで楽に切れる
通常の剪定鋏は枝が少し太いだけでも力が要りますが、これは電動で切ってくれるので力は入りません。たくさん切っても全然疲れません。太さが3cmぐらいの枝まで切れます。
本体重量は(640g程度)で通常6Aタイプのバッテリー(650g程度)で使っても短時間なら気になりません。重さを軽減するためには小型2Aタイプのバッテリー(380g程度)を使います。本機は消費電力が小さいので、私の用途では小型タイプで十分持ちます。
使用時、常に安全に注意が必要
安全装備として15秒時間経過でスリープモードになります。これは意図せず動作すると危険なための安全策ですが、これだけでは事故防止はできません。電動で鋏が動くので万一指などを挟んだら簡単に切断してしまいます。
大事なことは、切断作業時に鋏を持っているもう一方の手を刃の近くに近づけないことです。これは常に意識して使用しないと危険です。
刃の開度は4段階
切る準備ができたときは刃が開いた状態であり、枝を切った後は自動で開きます。その刃の開き具合は4段階に設定でき、切る枝の太さに合わせます。
広くすると開くのに時間がかかり待ち時間だ長くなって使いにくいので、私は通常は2段階目にして使うことが多いです。太い枝を切りたいときは、2回続けてレバーを引くと刃の開度が3段階目まで広がり、更にもう一度やると最大の4段階目になります。
刃を閉じるのは少し面倒
しばらく使わないときは安全のため刃を閉じておきたいのですが、その時は5秒ほどレバーを引き続ける必要があり、微妙に面倒です。
上記スリープモードになったときも開いたままですので、閉じたいときは一旦スリープモードを解除してから閉じる操作(5秒以上レバー引き)をします。
次に使わないなら、刃が閉じたら5秒待たずに直ぐに電池を抜く方法もあります。
替刃
通常の剪定鋏は刃が欠けたら使い捨て
剪定鋏で無理して太い枝を切って刃が欠けることが多いです。これまで使ってきた電動でない剪定鋏は刃の交換ができないか、できる構造でも替刃が売っていません。少しなら研いで修復できますが大きくかけたときは捨てるしかありませんでした。
充電式は替刃が売っている
この点、充電式剪定鋏は替刃をネットで売っているのは有りがたいです。
互換性については規格等は無いようなので商品写真の形状等よく見て買います。私は下記の商品を買いましたが交換して使えています。
ホルダー
使い初めてすぐに剪定ばさみの収納袋(収納ホルダー)が欲しくなりましたが、その時は適当なものが見つかりませんでした。普通の剪定鋏用のものは小さくて入りません。
ホルダーを購入
最近下記商品を見つけました。例によって中国製ですが、値段が安かったので買ってみました。
届いたものは、色は商品写真より薄い黄色でした。
革製で丈夫そうです。ベルトを通す部分は5cmの幅まで対応。電工用などの幅広ベルトにも使えます。
前に書いたように、収納するたびにいちいち刃を閉じるのが面倒です。これは開いたまま収納できるので楽です。
類似品に下記商品もありますが、刃が開いたまま入らないし、丈夫さやコスト面で劣ります。
ホルダーの使用感
鋏を開いたまま入れてみると
ぴったし入ります。これはいい。
腰につけると少し大きくて重さを感じますが、すぐなれました。
これまで地面に置いていて使うときに探すことが多かったのですが、さっと取り出せ、さっと収納できるのがいいです。便利になりました。
手入れ用品
剪定鋏はヤニがつくと刃と刃の間に隙間ができて切れ味が落ちます。
使用後すぐだと簡単に落ちますが、放置しておくと固着して取れにくくなります。
また錆防止の観点からも使用後こまめに手入れを行うことが大切です。
ヤニ取り剤
今私が使っているのは下記商品です。
使い方は
- 吹き付けてしばらくおく
- ワイヤブラシ(真鍮)で擦る(汚れが固着して取れにくい場合)
- 布で拭き取る
欠点は吹き付けたあと液状で垂れることです。この点下記商品は泡状になるのでマシであり、値段も安くて良いかもしれません。次はこれを試そうと思っています。
防錆剤
汚れを取った後は防錆剤を塗布します。私はクレ5-56より防錆効果が優れていると評判の下記商品を使っています。


