カメラを雨の中に放置してしまった~シリカゲルで乾燥

カメラボディの乾燥

乾燥中のカメラボディ

当地では今日は夕方からかなり強い雨が降りましたが、一昨日はもっと降りました。その雨の中にカメラを放置してしまったのです。

雨中に放置した経過

最近家の排水関係の改善工事をしています。一昨日、風呂の排水土管を修理のため穴を掘っていたところ、雨が降ってきたので急いでブルーシートを被せて対策しました。次の日は良い天気になったのでブルーシートを外しに行ったのですが、ふと傍を見るとカメラが放置し放しではありませんか。(≧▽≦;)アチャー

修理作業の撮影に使って置き忘れていたのです。カメラはLUMIX GH-4(Panasonic)です。

対処

下記記事で紹介したように、以前に活動量計(万歩計)を洗濯してしまったことがあります。

カロリースキャンを洗濯しちゃった
運動不足対策でオムロンの活動量計カロリースキャンHJA-401Fを使っています。胸ポケット等に入れて常時携帯するものです。ストラップを使用していますが、小さいものなので落としたり、紛失したりしやすいです。 ...

この時学んだ対策法で次のように処置しました。

1.電池を外す

まず電池を抜きました。濡れた状態で電流が流れると基板などが腐食する可能性があるのです。動作確認もしてみたかったのですが我慢しました。

2.水分を拭う

  1. 全体を拭って水分を取る
    キッチンペーパーを使い丁寧に拭いました
  2. できるだけオープンにする
    • ボディは交換レンズやSDカードを取り外し、可能な扉部などを全て開ける
      フラッシュ、電池入れの蓋、SDカード入れの蓋、端子キャップ、接点カバーなど
    • レンズはキャップを外す
  3. もう一度オープンした所も含め水分を拭う

3.乾燥する

  1. 乾燥用の入れ物を用意する
    カメラボディと交換レンズが入る大きさで蓋があり密閉できるもの。私は手元にあった瓶で、ボディ用とレンズ用をそれぞれ用意した。
  2. 入れ物の中に乾燥剤のシリカゲルを入れる
    右写真の買い置きしていたシリカゲルを使いました。
    ボディ用は20g入りの袋を3個、レンズ用は2個入れました。
  3. ボディとレンズを入れる
    カメラボディは各蓋を開けたまま、レンズのキャップはしないで入れる。
  4. 容器の蓋をして密閉する
    密閉度を上げるためラップをした上に蓋をしました。頭書の写真がボディ、下の写真がレンズの様子です。

    乾燥中のレンズ

    乾燥中のレンズ

  5. 2~3日置いて乾燥を待つ

結果

実は大分以前に別のデジカメを同じように雨に濡らしたことがあります。そのときは水が中に入って動作しませんでしたが、その後乾燥すると復活しました。

今回はまだ乾燥中ですが、意外と大丈夫のような気がしています。高級なだけあって水が浸入しにくいようになっているようです。PanasonicのHPには、GH-4について

フィールド撮影環境でも耐えうる防塵・防滴構造設計
(防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません)

とありました。端子のゴムキャップをしていたし、SDカードは濡れておらず、そのデータも無事でした。

結果は追ってアップします。

【追記】

丸二日が経過したので取り出して確認しました。何もなかったかのように正常に動作しています。
(^。^;)ホッ(2016.10.27)

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