離れたところから瞬時に温度が測れる放射温度計

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私が使っている道具でお薦めのものを紹介するシリーズです。今回は放射温度計を紹介します。

これまで使ってきた温度計

これまで使ってきたのは、 A&D製デジタル式温度計AD-5624 (下記写真)で、センサー部が分離したセパレート型です。

  • セパレート・センサー(ケーブル約1m)
    食品の中心を図るときなどはセンサーの金属棒を刺すタイプです。
    本体を手元において離れた場所の温度測定ができる。
  • 上限/下限温度アラーム機能で温度管理が可能
    高温、低温のアラーム設定をしておくと、その温度に達すると知らせてくれます
  • 温度表示間隔は10秒/2秒切替
    測定温度表示までに時間がかかります。精度より速度優先なら2秒に設定します。
  • 温度測定範囲は-50℃~+260℃
  • 後ろに、クリップ、紐を通すホールがついている。写真のように立てることもできる。

主に料理に使ってそれなりに重宝してきましたが、他の用途に使った後などは衛生的に気を使います。

放射温度計とは

あらゆる物体の表面からは、その温度に対応した波長の赤外線がでています。この赤外線をとらえ温度に変換して表示するのが放射温度計です。

特長
1.離れたところから非接触で測れる

通常の温度計はセンサーを接触して物体の温度を測定しますが、これは「離れたところから触れずに温度が測れる」ことが最大の特徴です。食品の温度測定でも触れないので清潔ですし、ストーブなど高温のものも安全に測れます。

2.瞬時に測れる

接触型のようにタイムラグがありません。

欠点
正確な測定には放射率の補正が必要

物質によって、放射されている赤外線の出方(放射率)が違います。なので正確に温度を測るには、測る物に応じた放射率の設定が必要です。

放射率は黒体が1、人間の皮膚で0.98、ゴムやセラミックなどで0. 95、コンクリートで0.94、水の表面=0.92〜0.96、金属等表面光沢がある物は0.9未満、地上に生えている木で0.5〜0.7などとされます。

目的の物質の表面温度を正確に知りたい場合、先に高精度の接触式温度と比較測定して補正するのが実用的です。

シンワ測定 放射温度計B レーザーポイント機能付き 73010

私が買った放射温度計です。

  • 測定範囲 -50~500度C
    様々なもの、場所の温度が非接触で一瞬に測定できる
  • 距離係数(距離:測定/サイズ直径)12:1
  • レーザーポイントで測定ポイントがわかり易い
    赤いレーザーで測定点の中心が分かる

この温度計は放射率は0.95固定の簡易タイプですが、通常はこれで十分です。

心配なときは前記の接触型接触式と比較測定して補正すれば良いのですが、これまでの使用では大きな差が出たことはありません。

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なお、完璧を求めるなら高級な放射率可変タイプ¥9,115もあります。

電源は単4型電池2個ですが、自動で電源がオフになるので長持ちします。購入して10か月になりますが、まだ一回も替えていません。

私は料理の際に湯や油の温度、フライパンの表面温度などを測るのに使っていますが、これらの用途では補正なしで十分です。重宝しています。

栗の処理

栗の処理の湯温(50℃)測定に使用中


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